ハートをおくったユーザー
ハートをおくったユーザーはいません

生きているということ
5
3月11日
震災が起きたとき、まだ中学生で揺れが止まらないプレハブ校舎の中で声も出せず恐怖に耐えた日を思いだします。
学校から帰ると家の中はぐちゃぐちゃで文太は押入れの中で震えていて、テレビから流れてくるニュースは目を疑う光景と言葉で溢れていて、世界が変わってしまうような気持ちになった。本当、現実なのか分からなかった。
SNSで文字数を収める自信がないので、触れずに心にそっとしまおうかと思ったけど書くことにしました。
この日、多くの人の命が奪われた。
15年経った今でも大切な人を失った苦しみや悲しみで心が生き返らないままの人が沢山いるんだと思う。
テレビでSNSで被災された方やご遺族の事を目にする度に心が痛くて苦しい。
無力で何もできないのにSNSに何かを発信していいのかも分からない。
大切な人を失う悲しみは他者の想像では図りきれない。だから願っていることは沢山あるけれどなんて伝えればいいのか分からない。
失ったものを全部取り返して失った人に渡したい気持ち
今自分が生きていること、家族が生きていること、これを読んでくれるあなたが生きていることを物凄く有難いと思う気持ち
これから先も安全で穏やかな日々が私の大切なひと達に訪れてほしいと願う気持ち
いろんな気持ちをもって今日はライブをさせていただきました。
みんなが生きている事
今日も聴いてくれてありがとうと言えること
楽しかったよ!と帰る背中を見送ること
全部当たり前じゃないんだよね。
当たり前じゃない日々の中で大切すぎる時間をカフネのライブに使ってくれる事がどれだけの事なのかを考えて噛み締めながら歌わせていただきました。
ありがとう。本当に。
いつ、どこで、何が起こるか分からない日々だけど、あなたはあなた自身を大切にしてね。
私はお母さんになって、小さな子供たちを守らないといけないので、防災の事を沢山調べています。非常食や避難リュックなどを常備しています。
使わずに済むに越した事はないけど無いよりあった方がいい。
避難所だったり、もしこうなったらこうする!というシュミレーションも時々でいいからした方がいい。
みんなも時間がある時でいいから、何か起きた時の事をイメージして必要なものがあったら蓄えておいてほしいです。
そして何があっても無事でいてほしいです。
知識を得たら大切な人に教えてあげてください。備えあれば憂いなし。
ひとりひとり、本当に大切な人です。
だから生きていてね。
それでまた一緒に歌おう。
生きていたら辛い事も苦しいことも
沢山あるけど
いい事もきっと沢山訪れるはず
もし何もいい事がないならカフネの音楽を聴いてみてほしい。
いい事が起こるとは約束できないけど、あなたはかけがえのない人だと私が伝えます。
カフネの音楽には「死」に向き合う表現が散りばめられています。
もう消えちゃいたい!と辛い思いをしている人
溺れるくらい深い後悔をしている人
大切な人が先に旅立ってしまった人
失った後に後悔する人
ひとつでも多くの後悔を減らしたいなと作って歌っている楽曲が沢山ある。
捨てたもんじゃないか。もう少しくらい生きてみようかなと思ってもらえたらという願いを込めている。
まだまだ本当に小さい、ちっぽけだ。無力。
でも1人ずつ、1人ずつあたためて広がっていくと強く信じて今日もその先も歌を届けていきたいです。
当たり前にやってきたような気がするけど
当たり前じゃない今日に感謝してみんながいる日々に感謝して今日は眠りたいと思います。
好きな詩を贈ります。
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと
いい夢を見てね。
おやすみなさい。

